ヒートテックを着るとわきがのニオイが強くなるのはなぜ？ヒートテック着たいよー！
寒くなると大活躍する、みんな大好き「ヒートテック」
ヒートテックを着るとワキガのニオイが強くなって困っている…そんなお悩みがある人は意外と多いのではないかと思います。
でも、ヒートテックとワキガの相性がなぜ悪いのか知っている人はそう多くないのではないでしょうか。
この記事を読めば以下のことが分かります。
この記事を読んだらわかること
- ワキガとヒートテックの相性が悪い理由
- ヒートテックを着ながら脇のニオイを最小限にする対策
ワキガに悩んで20年以上の私が解説するよ！
ヒートテックの素材は？
ヒートテックの素材は主に、
ポリエステル、アクリル、ヨーレン、ポリウレタンです。
この生地に皮膚から出た水分（蒸気や汗）と反応して熱を発生させる効果のある吸湿発熱素材が織り込んであります。
ヒートテックは、生地自体に抗菌作用があるほか、女性用は保湿効果、男性用は吸汗速乾性もある多機能なインナーです。
一見すると暖かいのに抗菌作用もあってよさそうだけどね…。
ヒートテックとワキガの相性が悪い理由
ワキガの人が「ヒートテック」を着ると脇が更に臭くなるのには以下のような理由があります。
必要以上に汗をかいてしまう
ヒートテックの最大の特徴が水分と反応して熱を発生させる点です。
この特徴がワキガの人にとっては致命的。
少しでも汗をかいてしまうと熱を発生させて暑くなり更に汗をかいてしまう…という悪循環に。
ヒートテックには保温効果もあるので熱が逃げず更に脇汗をかいてしまいます。
その結果必要以上に汗をかいてしまいニオイが強くなってしまうのです。
ちょっとでも脇汗をかいたら最後…延々と汗が出ちゃう…
皮脂汚れが付きやすい
ヒートテックの素材である化学繊維は、石油から作られるため皮脂との相性が良く皮脂を吸着してしまいます。
皮脂は洗濯しても落ちにくいためどんどん皮脂汚れが蓄積した結果、雑菌が繁殖しワキガのニオイが強くなってしまうのです。
皮脂汚れが付くとほんの少し着ただけでニオイが…（泣）
汗を吸収する力が弱い
ヒートテックの素材で唯一汗を吸収してくれるのがヨーレンですがとても乾きにくいという性質があります。
その結果、ヒートテックが汗を吸っても乾かないということになります。
ヒートテックを着たことのある人なら脇汗をかいた部分が乾かないという経験があるのではないでしょうか。
脇汗で濡れたヒートテックが臭いのは想像の通りですよね。
常に脇が濡れているという不快感…
蒸れて雑菌が繁殖しやすい
ヒートテックの特徴である発熱・保温効果、汗を吸うけど乾きにくいという点からヒートテックは蒸れて濡れた状態が続きます。
ヒートテックの生地には一応抗菌作用がありますがワキガの人には無意味と言っても過言ではないほど効果は薄い…とにかく臭くなってしまうのはみなさん経験済みですよね。
ヒートテックの抗菌作用はわたしたちには効かない…
重ね着前提で通気性が悪い
ヒートテックは上にニットなどを重ね着することを前提としたインナーですよね。
汗で濡れ、雑菌が繁殖したヒートテックの上から重ね着をすることで通気性が悪くなりニオイがこもりやすくなってしまいます。
もちろん、他のインナーも重ね着を前提としていますが、そもそも素材がワキガと相性が良くないので強烈なにおいを発生させる原因になってしまいます。
ニオイがこもって襟元から出てくる空気がモワっと…
ワキガの人がヒートテックをにおわせない方法は？
ワキガとヒートテックは相性が悪いため、基本的には綿や麻などの天然素材を使用したインナーを着用するとニオイが抑えられます。
でも、ワキガでもヒートテックが着たい時もありますよね。
そんな時のためにヒートテックのニオイを最小限に抑えるためのポイントを紹介します。
- デオドラントを使用する
- 脇汗パットを使用する
- 腋毛を処理する
簡単にひとつずつ解説していきます。
デオドラントを使用する
ワキガを気にしている人ならデオドラントは普段から使用しているはず…。
でも、冬の汗のケアを怠りがちになってしまっている人もいるのでは？。
冬は夏に比べて汗腺の働きが弱くなるため、汗が出た時のニオイは実は夏よりも強いんです。
デオドラントをきちんと使用して汗を少しでも抑えられるようにしましょう。
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脇汗パットを使用する
ヒートテックに汗を付けないようにすることである程度のニオイを予防することができます。
臭ってきたなと思ったら脇汗パットを変えて脇をデオドラントシートで拭けばかなりマシになるのではないでしょうか。
とはいえ、脇汗パットって毎日使うとなるとちょっと高いんですよね。
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ヒートテックに汗が触れないようにするのが大切！
腋毛を処理する
腋毛があると蒸れる原因なったり雑菌が付く表面積が大きくなったりしてニオイが強くなります。
冬は腋毛のケアを怠りがちになる人が多いですが必ず処理しておくようにしましょう。
ヒートテックを着る・着ないに関わらず腋毛の処理はしておいた方がワキガのニオイが減るよ！
まとめ：ワキガとヒートテックの相性は悪いけど対策は出来る！
これから寒くなってくる季節ですね。
暖かいヒートテックを着たくなる気持ちはよく分かります。
でも、ワキガで悩んでいるならヒートテックは避けたほうが無難かもしれません。
天然素材のインナーにするとヒートテックに比べてニオイが軽減するのでオススメです。
どうしてもヒートテックが着たい！という場合にはしっかりと脇汗対策をしてから着るようにしましょうね！
