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冬のワキガ臭は夏より深刻?冬に匂いが強くなる原因と冬こそ気を付けたいワキガ対策

冬になるとワキガの匂いが強くなって困ってる…なんでだろう…

読者さん

ワキガの匂いは汗を多くかく夏に強くなると思われがち。

夏になれば脇汗グッズ店頭に並び、話題になりますよね。

でも、実は夏よりも冬の方がワキガの匂いは強くなりがちなのを知っていますか?

この記事を読んだら分かること

  • 冬のワキガ臭が強くなる原因
  • 冬こそ気を付けるべきワキガ対策

これから寒くなってくる時期、寒いのにワキガが悪化して困るなんてことのないよう解説していきます!

ふたろぐ

わきが歴20年以上の私が解説するよ!

冬のワキガ臭は夏より深刻?

SNSでは夏よりも冬のワキガの匂いの方が強いという意見がたくさんあります。

Xでワキガについての話題を検索すると以下のようなポストがありました。

不思議なことに夏より冬の方がわきがは本領を発揮します。不思議なことにですが…

Xより

何でほぼ冬の気候の朝からワキガ臭ってんねん!!!!!!頼むからワキガは臭いをケアしてくれ

Xより

真のワキガは冬こそ覚醒する

Xより

ワキガの人にとって冬は厳しい季節にであることがわかりますね。

ふたろぐ

つ、つらい…

冬に匂いが強くなる原因

冬は夏よりも汗をかく機会が少ないはず。

寒くて汗かきにくいからワキガでも安心の季節♪」ではないのです。

なぜ冬のワキガは匂いが強くなる傾向があるのでしょうか。

それには冬の時期特有の理由がいくつかあります。

汗の出方が違うから

冬は夏に比べて汗腺の働きが弱まります。

汗腺の働きが弱まると汗が出にくくなってワキガの匂いも軽減するのでは…?と思われがちですが間違いです。

ワキガはアポクリン腺から出る汗が原因ですが実は汗自体に匂いはありません。
皮膚の常在菌によって汗の中の脂質やたんぱく質が分解されるときにあのワキガ特有の匂いが生じます。

汗は皮膚の雑菌や汚れを洗い流す役割もしているので汗をかかないとどうなってしまうでしょう。

そう、お肌に残った雑菌や汚れが十分に流れずワキガ特有の匂いが強くなってしまいます。

また、冬は寒いうえ水分摂取量も少なくなりがちで汗をかきにくいため、かいた汗はどろどろに濃縮されて強い匂いを放ちます。

ふたろぐ

冬は汗の量は少なくても濃縮された汗でワキガの匂いが強くなってしまうというわけ。

冬のインナーに原因あり

冬は化学繊維の吸湿発熱素材のインナーを着たくなりますよね。

吸湿発熱素材は身体出る汗や水蒸気に反応して発熱するという冬に大活躍の素材ですがワキガには大敵です。

吸湿発熱素材によって必要以上に汗をかいたうえ、汗が乾きにくい素材で常に脇が濡れている状態に。

また、化学繊維は匂いや汚れを吸着しやすく洗濯しても落ちにくいためどんどんワキガの匂いが強くなっていってしまいます。

ワキガの人が化学繊維のインナーであるヒートテックを着る危険性については以下のブログを読んでみてください。

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ふたろぐ

私はヒートテックから綿のインナーに総入れ替えしたよ!

重ね着で匂いが充満

冬は重ね着で通気性が悪くなりがち。

暖房の効いた室内でかいた汗はなかなか乾かず服の内側には雑菌が繁殖し匂いがこもった状態に…

コートを脱いだとたん強いワキガ臭を放ってしまうなんてことになりかねません。

ニットやコートなど冬のファッションは頻繁に洗うことが出来ないものも多いですよね。

冬のトップスと言えばニットですが、ワキガ臭を吸着しやすい素材…

でも、毎回洗うとすぐによれちゃいそうで躊躇しますよね。

インナーを変えているから…と油断しがちになってしまった結果、いつの間にかワキガの匂いが蓄積して強い匂いを放ってしまいます。

ふたろぐ

本当はインナーを変えるだけでは対策としては不十分なんだ…

セルフケアを怠りがち

冬は見えないからと腋毛を剃らない人は意外といるのでは?

腋毛を剃らないと汗がつく表面積が大きくなり雑菌が増えやすくなります。

腋毛があることで脇汗が乾きにくくなってワキガの匂いが強くなりがちに。

腋毛の処理が面倒くさいという人は脱毛してしまうのも1つの手ですよ。

また、寒くて汗をかきにくいからと言って制汗剤を塗るのをさぼりがちになる人もいます。

寒いからワキガの匂いは出にくいだろうという油断がワキガの匂いを強くする原因になってしまうのです。

ふたろぐ

ワキガの人は寒い冬でも制汗剤を塗るべし!!

冬こそ気を付けたい!ワキガ対策

ワキガの人は冬こそ匂いやすい季節であることが分かりましたね。

冬こそしっかりワキガ対策をすることが大切です。

冬だからこそ気を付けたいワキガ対策を紹介していきます。

定期的に汗をかく

汗をかく機会が少ないと汗腺の働きが弱まり、匂いの濃度の高いドロドロの汗をかく原因に。

汗腺の働きを回復させるためには汗をかく必要があります。

でも、寒い冬にたくさん汗をかこうとしても限界がありますよね。

そんな時はしっかりと入浴することで汗腺の働きを回復させることが出来ます。

毎日湯舟につかり汗を流すことで毛穴が開き老廃物を洗い流すことが出来るうえ、汗腺の働きも回復してさらさらの汗をかくことが出来るようになります。

サウナや岩盤浴などで汗を流すのもオススメです。

ふたろぐ

冬でも汗を出す習慣を身に付けよう!

水分をしっかりとる

冬は夏に比べて水分摂取を怠りがちになる人も多いのでは?

汗の濃度を下げるためにはしっかりと水分を摂取することが大切です。

喉が渇いたら飲むというのでは水分摂取量が不足してしまいます。

暖かいお茶や白湯などを飲めば水分摂取だけでなく体が温まり汗をかきやすくなるので更に効果が期待できますよ。

一日の摂取量を決めて意識的に飲むように心がけましょう!

ふたろぐ

水筒を持ち歩く習慣をつけよう!

天然素材のインナーを着用する

化学繊維のインナーはワキガの人には大敵でしたね。

ワキガの人は天然繊維のインナーを着用することで以下のメリットがあります。

  • 必要以上に脇汗をかかない
  • 汗をしっかり吸収してくれる
  • 蒸れにくい

特に綿のインナーは安価で手に入れやすくオススメです。

ふたろぐ

化学繊維よりも天然素材の方が暖かいよ!


重ね着をしすぎない

寒い冬は重ね着をしたくなりますがワキガのためには控えめにすることが大切。

とはいえ、寒いのはつらいですよね。

首・手首・足首・お腹を暖めるとかなり暖かくなります。

マフラーやネックウォーマー、ハンドウォーマー、腹巻などを利用してピンポイントで暖めると厚着をしなくてもぽかぽかになりますよ!

ふたろぐ

私も寒がりだからよく分かる!

腹巻についてはオススメの腹巻がありますので興味のある方は参考にしてくださいね!

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